佐藤正栄堂 「時計/宝石物語」シリーズ Number 30
(2002年 6月掲載)


〜うるう秒について〜







みなさんは毎年6月10日が「時の記念日」であることは
ご存知と思います。
これは1920年(大正9年)に当時の「生活改善同盟」による
日常生活を合理的にしようとの提唱を受けて、
6月10日を「時の記念日」にすることが制定されました。
西暦671年に天智天皇が唐から伝えられたという
漏刻(ろうこく、水時計)で、「時の奏」(太鼓や鐘を打って時を知らせる)を
行った日が、現在の太陽暦に直すと6月10日だったという故事に基づいています。
(これはバックナンバー第6話でも紹介しておりますので御覧下さい)。


ところで、うるう秒(閏秒)についてはいかがですか??

「うるう年」は通常4年に一回の割合で2月の最終日に1日追加されますが、
「うるう秒」はいつ追加するか決まっておりません。
この「うるう秒」の定義によれば
「1秒のステップ調整は、12月及び6月(第1優先)、3月及び9月(第2優先)、
必要とあれば任意の月の各末日の最終秒(UTC=協定世界時)の後へ1秒挿入するか、
または最終秒を引き抜く事によって行われる。
日本の場合は、時差の関係で上記の翌日に1秒の調整が行なわれています。
この際挿入される(引き抜かれる)1秒を正(負)のうるう秒と呼ぶ。」
とされております。

現時点では、「うるう秒」の挿入が行なわれています。