佐藤正栄堂 「時計/宝石物語」シリーズ Number 31
(2002年 7月掲載)


〜ジュエリーに欠かせない「金」や「プラチナ」のお話し〜





皆さんが身に付けていらっしゃるジュエリーを手に取って
じっくりと御覧になったことはおありでしょうか?

その一部によく【K18】とか【Pt850】といった
刻印(かなり小さいですが)が見られると思います。

例えばゴールドリングで枠の裏に K18 と刻印されている場合。
純金は K24 と表示されます。ですから、K18とは、24分の18が金、
残り(24分の6)に他の金属が混ぜられて作られているということです。
ジュエリーとして使われているのは殆んど K18 の合金です。

金に混ぜる金属がニッケルだと、金は白っぽくなり、
これを特別に「ホワイト・ゴールド」と呼びます。
ホワイト・ゴールドは K18WG というように表示されます。

プラチナは、例えば Pt900 というように表示されます。
これもプラチナリングの場合は枠の裏側に刻印されています。
これはプラチナ純度が1000分の900、つまり90%であることを意味します。
同じように、Pt850とは純プラチナが85%含有されていることを意味します。
ジュエリーとして使われるプラチナ製品は、殆んどが Pt900 か Pt850 です。

このように、ジュエリーとして使われる責金属は、他の金属を
混ぜ合わせることによって強さが補強されています。
こと、プラチナというと、鉄のように硬いというイメージを持たれる人もいますが、
実際はそうではありません。もっと純度を下げれば、今度は色が悪くなってしまい
宝飾品としては不相応になってしまいます。

責金属は純度が高ければ高いほど軟らかいのだということを
知っておいて損はないと思います。

ちょっとしたことで変形してしまうことはよくあります。

指輪は時に車のハンドルを強く握ったり、自転車のブレーキを強く握ったりと
そんなことでもたやすく曲がってしまうことがあります。


けれど心配なく。もし変形してしまったら・・・

・・・・ その時はもちろん当店にお持ち下さい。

きれいに元の形に戻して差し上げております。
これはある意味、変形しやすいものは元の形にも戻しやすいということでしょうか。