佐藤正栄堂 「時計/宝石物語」シリーズ Number 33
(2002年 9月掲載)


〜 ダイアモンドの輝きを再び 〜





ダイアモンドの輝きが悪くなりました。買ったときはこんなふうじゃなかったはずのに…。
これはいったいどうして?

ダイアモンドを手にされてこんな疑問を抱かれたことはございませんか?

実はダイアモンドはとても油になじみやすい性質を持っています。
ですから、ハンドクリームや料理用の油等がつきやすく、
放っておくと空気中の埃などと一緒にダイアモンドに付着して
その輝きを損なうことがあるのです。
「ダイアの輝きは永遠」とは言っても、それを保つためには普段の手入れが大切です。

しかもそれは乾いたやわらかい布で拭く程度で充分なのをご存知でしたか?

けれどどうしても油がついてしまって、輝きが悪くなったということでしたら、
次のような手順で洗浄してみて下さい。
用意するものは、洗面器、使い古しの歯ブラシ、キッチン用洗剤、ぬるま湯、
それと乾いた柔かい布です。

@先面器にぬるま湯を入れ、キッチン用洗剤を2〜3滴たらして
その中にダイアモンドを入れます。

A洗面器の中で、軽く振り洗いをします。

B歯ブラシで軽くこすり、汚れを取りますが、石を留めている爪の部分が
はずれないよう注意が必要です。
(この機会に爪がゆるんでいないかチェックすると良いでしょう。)

C水ですすぎ洗い。水道ですすぐ場合は、下を洗面器で受けるようにすること。
石が取れて、排水管に流れてしまったら、大変ですから。

D最後に乾いた布で水気を丁寧に拭き取りましょう。

以上の洗浄でたいていの油汚れは取れるはずです。
この方法は、ルビーやサファイアなどにも利用できます。

しかし、油抜けの心配のある「エメラルド」、多孔質の「トルコ石」や「オパール」などには
絶対に利用しないで下さいね


もし、この洗浄でまだ汚れの取れない場合には、佐藤正栄堂にご相談下さい。