佐藤正栄堂 「時計/宝石物語」シリーズ Number 5
(2000年5月掲載)


エメラルド

〜5月の誕生石にまつわるおはなし〜


ギリシャ神話で、美の女神ヴィーナスに捧げる宝石とされたエメラルド。
美と幸福のシンボルとしてだけではなく、「聖なる宝石」として
古来から多くの人々を魅了してきました。
宝石の中でも人類が最初に愛用した物とされ、
その歴史は古代エジプトまでさかのぼります。

古代エジプトでは、神と同格と信じられていたファラオ(王)が
エメラルドの持つ神にふさわしい「聖なるパワー」を身につけたのです。
それは、クレオパトラも例外ではありません。
宝石好きのクレオパトラが特に愛したものが、エメラルドでした。
この時代一の鉱山に自分の名前を付け、産出されたエメラルドの殆どを
自分に献上させたほどでした。

不滅・不老の石として、未来を予知するパワーや
勝利と成功のシンボルとして、エメラルドは多くの王や
歴史上の人物に愛されてきただけでなく、
キリスト教など宗教上でも善良な心の象徴としても有名です。

「聖なるパワー」を持つエメラルド、あなたも勝利と成功、
そして幸福のお守りとしてお持ちになってはいかがでしょうか?