佐藤正栄堂 「時計/宝石物語」シリーズ Number 8
(2000年8月掲載)



マリッジリング


今回は「マリッジリング」のお話です。


マリッジリング

日本語で言うと「結婚指輪」です。
一般に左手の薬指にされる
この指輪の起源は古く、中世ヨーロッパの時代に
さかのぼります。

最古の記録として残っているのは、
神聖ローマ帝国の皇太子であった
マクシミリアンV世にあてた1通の手紙。
「ご結婚を決意されたのであれば、その証となる指輪が必要です。」
この手紙を書いた人物は、
当時、神聖ローマ皇室のお抱え宗教学者でした。

ちなみに左手の薬指に指輪をする習慣は
古代ギリシア時代の信仰により
"薬指"だけが心臓につながる動脈が流れる指
と信じられていたからだそうです。